Star Beauty ダイエット&ヘルスのスペシャリストインタビュー
vol.1 マルガリータ
マミコさん
1997年、サルサダンスをスタート。2000年より関東地区初の「ベビーカー入場も可」なサルサ練習会を開講し、好評を博す。2002年よりダンスインストラクターとしての活動を始め、2003年より、オリジナルのラテンダンスエクササイズ「シェイプアップサルサ」のレッスンを開始する。2004年、世界最大のサルサイベント「LAサルサコングレス」に出場。現在も引き続
き「シェイプアップサルサ」のクラスを東京のカルチャーセンターに持ち、多くの生徒を指導するほか、ダンスチームのプロデュース、ＴＶや雑誌での指導、日本各地での指導者育成などパワフルに活動している。
体力も社交性もなく、妊娠も絶望的。何一つ、自信をもてなかった自分
「特に苦しい思いをしたのは、20代後半。生理痛で3度、救急外来に運ばれたことがあります。滝汗をかき、言葉も出ない状態。この世の終わりかと思うような酷い激痛と吐き気に、意識も朦朧。月に１度、必ずこの痛みがわーっと襲ってくるのです。お医者さんにはそういう子宮の病気だから子供は難しい、と言われ続けました。毎月訪れる苦しみに気分も沈み、女性としての自信もなくし、人生のどん底でした。」
体質だけでなく、精神的にも弱かったという。
「幼い頃からストレスをためこみやすい性格でした。内気で、自分の思ったことを外にだせない。自分に自信が何ひとつない。体力がないので人と関わる元気がわかず、社交性もない。でも、自分を変えるために「何か」やらなきゃ、自分に負けたくない！ という気持ちはずっと抱えていて。」
パソコンのインストラクターや、マナー講師として働いていたマルガリータ マミコさん。仕事はしていたが虚弱体質は改善せず、自分に自信を持てない。そんな自分を変えるための「何か」に30を過ぎてから出会う。
「テレビを見ていたら、ブラジルの小さな女の子がラテンダンスを踊っていました。それが本当、楽しそうで。もしかしたら体の弱い自分にもできるかも、と強く惹かれてしまったのです。試しにラテンダンスを習い始めると、サルサの哀愁ある雰囲気が自分の感性に合い夢中になって踊るようになりました。マルガリータ マミコという名前はサルサを踊る時のラテンネームなのです。」
サルサを始めたマルガリータ マミコさんの体に劇的な変化が訪れる。
「今までいくら薬を飲んでも手術を受けても、体調は改善しなかった。ところがサルサが楽しくて楽しくて、体を動かすうちに血の巡りがよくなり、体力もついて。夜な夜な六本木に踊りに行く程元気に！ 笑顔と女性としての自信を取り戻し、新しい友達も増えました。サルサを通じて主人とも出会い、なんと子供まで授かってしまったのです！ お医者さんにも大変驚かれました。」
お産で安静を余儀なくされたものの、子供も無事に出産し諦めかけていた家庭を築いていくマルガリータ マミコさん。しかし、生活の一部になりつつあったサルサを踊る機会がなくなってしまう。
「サルサはクラブで踊りますから、みんな子供ができるとサルサから離れていったのです。そこで近くの公民館を借りて、子連れでも踊れるサルササークルを開いたのです。そういう場を作ってしまう程、サルサを踊りたかったのです。評判を呼び、サークル活動がだんだんスクール化するように。スクールと言っても自己流でしたので、そこから本格的にサルサの勉強を始めました。海外のプロダンサーにも習い、世界最大規模の大会にも参加しました。6年前から教えている「シェイプアップサルサ」は、LAのサルサエアロビクスの創始者の元で学んだ技術と、サルサで健康を取り戻した自分なりのメソッドを組み合わせたエクササイズなのです。」
サルサの健康効果は、体質から性格まで変わったマルガリータ マミコさんが体現している。
「サルサはラテン系のプラスのエネルギーがいっぱいで、とにかく「楽しい」ダンス！ 笑顔で踊れば免疫力アップにつながり、血行を促進し、胃腸の働きを活発化させます。アンチエイジング効果が抜群で体の芯からキレイになれるのです。私は体質が劇的に変わっただけでなく、暗かった表情にも笑顔が戻り、女性らしいカーブを描く体形に変わりました。バストも下がらないですよ。姿勢を正して胸を張って踊り、腰周りもよく動かすので、産後のダイエットをはじめ骨盤矯正や、反身の姿勢の改善にも適しています。出会えていなかったと思うと恐ろしい程、サルサには助けられてきました。私の座右の銘は「踊る門には福、来る！」。これからもサルサをはじめ、ラテンダンスの楽しさを一人でも多くの人に伝えて、人生を輝かせるお手伝いをしていきたい。」
2008.11 Star Beauty
掲載
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